午前11時 メンテナンス開始。 スズキ車という初めてのバイクだったので 戸惑いながらも2時間ほどで分解完了。 各部のパーツをチェックしながらの分解だったので ご覧のように 車庫はごっちゃごちゃ(笑) 参考までに チェックしながらじゃなくても いつもこうです。(笑) |
|
はた目には? 通行人には この状況を見て 『ただ事ではない』と思うようです 通る人、通る人 驚きの声をいただきました。(笑) →あげくの果てはPCまで・・・もちろん流通経路は正規のバイクなので 問題はありませんでしたが 問題は私の対応にありました。 『そんな目立つ車(PC) 向こうの方にとめていただけませんか?』と言うと 『なんか 慣れてるね?』 う・・・するどい&まずい!(笑) 作業中断20分の出来事でした。 各部をチェック 問題点はエンジンにありました。 まず ガゾリンを入れてエンジンに火を入れてみました。 すると 引渡しを行ったときに聞いていた通りの異常音! 回転数に比例して異音がしました。 ん〜間違いなく クランクベアリングだ と確信しました。 原因も究明する なぜこんな状態になったのか? 原因を突き止めておかなければ 再度このような事態が起こりかねません。 そこで 総長の最後の砦、唯一のバイク屋さん(ジョニー)に電話で聞いてみたところ オーバーフローによりクランク内にガゾリンが入り込み ベアリングが固着。 という 私の中では経験の無話、 しかしよくある話と教えておただ来ました。 原因が分かれば対策は簡単。 オーバーフローを防ぐべき キャブレター部品の交換。 こまめなエンジン始動です。 |
|
シャーシは塗装の剥がれも無く問題なし。 | |
続いてピストン! 開けてびっくり! なんじゃこのカーボンは・・・ こんなに凄い状態は始めてみました(笑) ピストンリングやローラーベアリングも寿命・・・ でも 交換してたらきりが無いので エンジン周りは清掃して このまま使用することにしました。 |
|
シリンダーヘッドも すごいカーボンでした。 プラグなどはカーボンが詰まっていて よく動いていたな〜って思いました。 察するに このカーボンもベアリングの 固着の原因ではないでしょうか? |
|
マフラーは限界! 始めて見る状況に混乱さえ覚えました(笑) しかし 交換はしません。 焼いて焼いて再利用だ! |
|
マフラー焼き焼き 今回はNSRと違い 小さい物なので ガスであぶって終了。 作業時間は30分 う〜すげー煙 体に悪そぉ〜 参考)総長の作業場はひみちゅなのでお見せできません。 |
|
キャブレターは 外見とは正反対に綺麗! 中も問題なしでした。 ただ、オレンジ色の粉みたいな物が あったのが気になりましたが・・・ オレンジ色の粉は ガソリンタンクが原因? と思いましたが レッツのガソリンタンクはプラッチック製なので 原因は他にあるようです。 |
|
リードバルブ 久しぶりにインテーク近辺まで分解したのですが ちっちぇ〜(笑) 原チャって こんなちっちゃかったっけ? もちろんガスケットも再利用。 非常識な!!(笑) |
|
お楽しみのクランク 一番 楽しみにしてたのがクランクです。 シリンダーヘッドとシリンダーを外して ベアリングの具合を見ようと空転させてみると 重い・・・ それに・・・ん? なんだ? なんと、クランク室に混合ガソリンが満タン! 参った!! げーよくエンジンかかってたな〜 でもキャブレターからはガソリンもれてなかったのに・・・ クランク内にガソリンが流れ込んじゃったのね・・・ 近年のスクーターはインテークを使ってクランク室に入る仕組みなので オーバーフロー時には このような現象が多く見られるのです。 蓄積 ずいぶん長い間 クランク室にあったと思われるガソリンでした。 粘度が ハチミツよりちょっとサラサラといった感じでした。 うわぁ〜 これは 大変なことになってる・・・・ |
|
クランクを割ってみました。 クランクは混合ガソリンの ドブ付けだったおかげで 超綺麗! しかし なんでこんなにクランクが焼けてるのかな? まさか 燃焼ポートのタイミングズレ?? いや待て もともとこういう色なのかも・・・ |
|
やはり ベアリングでした。 シーリングも寿命・・・・ でも交換はしません。 潤滑剤代わりの混合ガソリンが入ってくる所に 焼けた跡・・・・・ そんなに熱もつのかな? クーリングしきれてないのか? |
|
これが問題のクランクベアリングです なんか 見たことないものがこべり付いてます(笑) プレッシャー系のトラブルかな? 回転させてみると、ゴリゴリ! ごりっ!!(笑) さすがに交換しなきゃね。 ジェネレーター側ベアリング=6204 プーリー側ベアリング=6006 |
|
サスペンションは問題なし あ!そうだ! ノーマル車高ってのもかっちょ悪いから ちょっと味付け! サスのL寸法を30ミリほど 伸ばしちゃおっと。 |
|
プーリー&ウエイトローラーも問題なし 清掃してローラーベアリンググリス刺して終了。 このランププレートガイド 頭いい〜 |
|
Vベルトはすこし磨耗してましたがOK範囲。 クラッチシューも問題なし! このまま使おう。 |
|
エンジンハンガーも問題なし ブッチュ類も新品同様です。 かえって綺麗で怖いくらい。 |
|
スズキのクーリングファンって ビス2個止めなんだね。 |
|
レッツは シートを開いたままだと センタースタンドが降りないようになってる構造。 左画像がそのユニット部です。 盗難などに配慮して いじり止め型のボタンビスで ねじ止めしてありました(3箇所)。 これは必要ないので取り外す予定です。 |
|
リヤタイヤはほぼ新品に交換。 なんと 2.75−10インチだと思っていたレッツですが 3.00−10インチでした。 がくーん! 幸い 新品に近い90/90−10があったので それを入れました。 |
|
日も暮れたし、まだ外は寒いので 今後の事も考えて、整備部屋に移動しました。 (盗難車みたい・・・・) これで 夜の作業もらくらくだね! |
|
分解作業終了 まずは一段落。 磨耗パーツはタイヤくらいで助かりました。 交換部品はクランクベアリング・ガスケット・だけです。 あとはメンテナンスして完成! 色は・・・・やっぱり塗ろうかな〜 入荷待ち 現在は部品の入荷待ちです。 今週末には入ってくる予定なので すぐさま組み立てをしたいと思います。 整備部屋 整備部屋と言っても実はボイラー室なのです(笑) こんなこともあろうかと 片付けておいて正解! 広々作業部屋と思っていたのですが バイクを入れてみると思ったより狭く感じました。 しかしながら 原チャリくらいなら楽勝です。 床もタイル張りなので油対策も万全! ただ入り口が狭いのが難点です。 単車は入りそうもありません(笑) |
『レッツなスクーター』・レストアの全記録 _| 1日目 | 2日目 | 3日目 | 4日目 | 5日目 | 6日目 | 7日目 | 8日目 | 9日目 | 10日目 | 11日目 | 12日目 | 13日目 | 14日目 | 15日目 |_ |
● バイクメモリーズに戻る ● |
● バイクTOPに戻る ● |
● どんぐりの会に戻る ● |
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||