2004・04・03
会社に専用スクーター導入


レッツなスクーター
14日目

ついに シェイクダウン! 〜レストア14日目〜
結局、2週間ぶっ続けでレストア作業をしてしまいました。(総長も好きねぇ〜) 
途中 ささいなトラブルはありましたが たいした事なくて ラッキーでした。


原チャリニスト
ここで問題!  ”間違い探し”です。
こちらの画像に 間違いが1つあります。 (”レッツなスクーター1日目”より)
これを 見て笑った方! あなたは かなりの原チャリニストです。
答えはしてください。
『レッツの文字が逆だ!』と 応えた方 とりあえず正解です。
  しかし もっと重大な部分が逆なのです。 それは『マフラーの方向』です。
  一般的な無段階変則の構造を持つ スクーターの多くは排気側は右手に設けてあるのです。
  これは、画像の見栄えを良くする為に どうしても左側面の画像がほしかったからなのです



スプリングに決着
レストア最終日にふさわしい 結果が出ました。
やっぱりなぁ〜 んも〜    詳しくは 下に!

輪ゴムで決定

スズキの部品センターに問い合わせてみたところ
予想通り キー関係はアッセンブリ注文だと言われました。(笑)

シートぐらい いいか?  輪ゴムで決定! 
いやまて 消耗品と考えるには輪ゴムでは対応年数が短いかも・・

安価で・・・・・ 耐久性があって・・・・ 収縮して・・・・・・
あ! ”O”リングがあるじゃん!

計算の結果=P28〜P30が妥当と判明。
サイズが無い

”O”リングを買いにホームセンターに行ったのですが
P30なんて 大きな”O”リング売ってるわけないですよね。(笑)
しかたがないので 同等の”仕事”が出来る 物を探していました。
すると 絶妙なスプリングが売ってました。
全長が 80ミリと必要以上に長かったのですが購入決定!
整備場に戻り カットして曲げて調整して完成。
あとは グリスアップして組み付けて見ましょう。


考えてみれば いくら会社用でも輪ゴムは まずいよなぁ〜


取り付け完了
機構・動作に問題なし!

ついでに 磨いて新品みた〜い!


フロントタイヤ

もう最終段階、 あとはセンタースタンドだけ!
しかも 予想以上にいい仕上がりで綺麗になったのを見ると
気になるのが フロントタイヤの変磨耗です。
しかし交換はしません。 
そこでRC的な発想ですが、タイヤカッターに賭ける事にしました。
タイヤカッターはイーグルの・・・・なんちゃって。
高速サンダーに#20のサンディングディスクでタイヤ成形しました。
こんなに削ったの初めてだったけど すっげぇ〜うまくいった(笑

参考:通常 この作業は レース用の新品タイヤを
    手っ取り早く皮むきをするために 行っている裏ワザです。
    当然、その時は表面だけを軽く弾くだけです。


※変磨耗画像はこちら
最後の作業

いよいよ最後の作業、センタースタンドの取り外しです
予定通り ボディーピンを外して らくらく作業完了!


も〜 niCらくらくじゃないでしょ〜
  ほらほら また おしっここぼして〜  ( 母より )


レッツ 室内完成!


レストアを終えて
結果的に 今回のレッツのレストアは大成功でした。
振り返れば クランクベアリングのトラブルから始まった 分解整備ですが
作業を終えてしまえば 昨日のように感じます。
 今回の分解整備はシャーシ自体の状態もよかったので 非常にスムーズに行きました。
本来レストア作業と言うのは 少しづつ、こつこつとやるものらしいですが
私の場合は 外したビスの場所などを忘れないように 短期間でやらざろう得ませんでした。
もちろん 手元にはサービスマニュアルなどが 無いのも原因です。
仕方が無い事だったんですね〜(笑)。
 また、前オーナーがどのような方だったのか想像しながら作業をするのも楽しみの一つでした。
ブレーキシューの状態・センタースタンドの減り方・キーシリンダー口のキズ・グリップの減り具合・
タイヤの磨耗状況・ステアリングロックのへこみ方・など 様々な状態から乗り手が見えてくるのも楽しみの一つでした。
HP内では 時々ご紹介していましたが ここで 改めて 
総長がイメージする前オーナーのライダー像をご紹介したいと思います。
年齢は非常に難しいですが 20代後半で 体重は重めの女性。
ライディング姿勢は良く シートの前めに座って運転するライダーであった。
運転時には 軍手に似たもの、もしくは素手で運転しており 路面のいい所を走行する事が多かった。
行き先は決まっており また同じ場所に行く事がおおかった。 通勤・通学の可能性が大きい。
フロントタイヤ・フロントブレーキを1度交換しているが、毎日は乗っていなかったと思われる。
ヘルメットの有無はわからないが、おそらく耳隠れタイプの半キャップ(色は黒もしくはシルバー)で 転倒は無い。 
車庫は薄暗く 3方に囲まれた壁があり 1つはシャッターまたは扉が付いていない建物で 雨は凌いでいた。
行き先などで 人通りが比較的多いところに止める事が多く
運転は安全運転で 全開走行やフルブレーキをするようなことが ほとんどなかった。
ブレーキの掛け率はフロントが60%のリヤが40%といった感じです。
 いかがでしょうか? 
以上がレッツを完バラして見えてきた 私の前オーナー像です。


スズキ・レッツ
今回スズキのマシンを整備したのは初めてでしたが 非常に良い印象を受けました。
いい印象をうけさせた点は3つあります。  
@部品点数の少なさ。
Aビス類の少なさ。
Bメンテナンス製のよさ。
分解しているときは 気がつかなかったのですが  整備室に運ぶ途中 パーツ類をまとめている時に気がつきました
その時に同じく ビスが極端に少ないのにも気がつきました。
では なぜビスが少ない、部品が少ないと思ったのでしょうか?
それは 他のメーカーから発売されている主力バイクと比較しての意見です。
また、メンテナンス製ですが レッツの場合 各部品(バッテリー・ガソリンタンク・オイルタンク)などが
最近良く見られる一般的なスクーターと比べ レイアウトが異なるからだと思われます。
分解しながらも お〜こんな所にCDIが! こんな所にイグニッションコイルが!と いう具合な状態でした。
それらを 総合的に判断して 良い印象を持ったのです。


毎日の更新
今回の『レッツなスクーター』では 結果的に 毎日HPを更新することになりました。
毎日2時間の分解整備して その後にHPの編集作業は 正直ちょっと激務でしたが
HPをご覧くださってる方々の評判や喜び言葉などがあり 非常に励みみなりました。
ここで 改めて お礼を申し上げます。
また、ご質問などの回答は 改めて『用語集』の方にアップしていきたいと思っています。


分解整備手帳
今回のレストアで 分解整備手帳(A4用紙)みたいなものを作り
毎日の整備状況や進行状況、今後の課題や予定などを 工程表のような物にして私なりに制作していました。
HP内でも 『今後の予定』として記載していたものが それに当たります。
もちろん HPに全てを書いていたわけではありませんが 
実際、その日程表が 毎日の作業の”やる気”を起こさせたのも事実です。
また、そこから大きなものも学びました。 
今までは 整備に集中してしまい ロスや段取りのミスなどが 多くありましたが
今回はそれらが一切無く 非常に効率よく作業ができました。
上記の事は仕事にも言えることなので 今後の業務などにも役立てていきたいと思います



『レッツスクーター』・レストアの全記録
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