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２００４・０４・３０
レッツなスクーターでＢＢＱ
〜鉈編〜
鉄板火入れ完了 鉄板の火入れも無事終わり ひと段落。 予定どおり半日近くかかってしまいましたが いい仕上がりになりました。 ＢＢＱをするのが今から楽しみです。 鉈【なた】必要 先日、ＢＢＱに適してると思われる場所を探索していて大変な事に気がつきました 季節はまだ春ですが これから植物が活動しまくる季節です。 私がＢＢＱをしようと思ってるところは 外国船が入港する港が近くにあるので ここ５年ほど前から 海外の植物が幅を利かせているのです しかも海外の植物は非常に生命力が強く 繁殖力も強いのです。 ん〜これは 植物を払うためのアイテムが必要かも・・・・ そこで 以前から入手したいと思っていた 鉈を検索してみました。 すると 値段が高い！ 数万円？ こんなに高価な物とは思ってもいませんでした・・・ しかし 手持ちのナイフでは 蔦や木を切るには役不足です。 困った・・・・ だったら作ろう 無いものは作るしかない！ そこで鉈を自作することにしました。 （２秒で決断！） 材料は厚み９ミリ幅９０ミリのフラットバーを使用することにしました しかし ここで大きな問題発生！ って言うか致命的な問題が！！ 総長、本物の鉈見たことないんだった〜（もちろん大きさなどもわかりません） 仕方が無いので インターネットより イメージ画像を抜粋↓  よっしゃー！ こんな風につくればいいんだな！ 素人でしょ！ ここでさらに問題があります！ 総長は鋼【はがね】のサンド技術を持っていません。 ましてや ふいこの経験もないのです。 じゃあどうする？ え〜い！ 焼き入れで ごまかしてみよう！ やってみよう！ 試してみよう！ |
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鉈が出来るまで！ では、どうぞ。 |
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まずＦＢをサンダーでひたすら削り 大まかな形状に仕上げます 次に”かなご”部分を削ります。 その後 刃区【はまち】も 仕上げてしまいます。 この作業だけで９０分も かかりました。 |
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”かなご”を適当な厚みまで削ります 参考：”目釘穴”はグリップ部分をつくってから 共加工します。 |
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”においぐち”まで 焼きいれを行いました。 ”刃”は砥石で ３０度を目安に研ぎます。 刃物部分だけで製作時間３時間もかかってしまいました（笑） ※刃紋は大好きな三本杉に！ と思ったのですが 直刃紋になってしまいました（笑） |
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グリップは使わなくなった 大かなづちの流用品。 切って削って磨きます！ グリップは真黒だったのですが 磨きまくって綺麗になりました |
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”頭”【かしら】は 参考画像のように仕上げました でも 大かなづち用のグリップだったので あまった別木を加工して取り付けました。 離れてみれば それっぽく見えるわ！（笑） 頭のＲかっちょいい〜！！ |
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”目釘穴”は 刃と共加工【ともかこう】しました。 （２箇所） だって 穴の位置が合わなかったら 寒いでしょ？（笑） |
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”かなご”が入るところは カマを参考にしました。 製作時間は９０分！ 樫の木【かしのき】だったので思ってたより作り応えがありました。 も〜硬いの硬くないのって どっちなんだよ！ 硬いのぉ！ 参考：特に この縦溝加工、難しかったです・・・ ちょっと血でちゃった・・・ |
 レーシング鉈・完成！！ ちょっとぉ〜 それっぽく見えなくない？ （某女子社員風）内輪ネタですみません |
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シェイクダウン 目釘を打つ前に まずはシェイクダウン！ 切れ味をテストします。 テストピースは９ミリの木片 おりゃ〜！ エマさん、あなたは勝手な人だ〜（カミーユ風） すっげぇ〜切れ味・・・・ 私はこんな恐ろしいものを作ってしまったのか・・・・ マジでちょっと ビビリました。 こうも簡単に切れ味抜群の鉈が作れるなんて・・・・グリップを付けたら もっと使いやすくなるのでは？？ 実戦に投入 後日、実戦で使うのが楽しみです。 あっ！そうだ！ ペグも打てるように ”峰”にも 焼きいれしておこっと！ ”おろし機構”もいるなぁ〜 ついでに・・・・ おっと 本来の目的を忘れるところだったぜ！ とにかく これで 外来種も一網打尽だわ！ わっはっはっは〜 思ってたより 自作の鉈、構想してたより かなり手間のかかる品物でした。 もっとも工作機でもあれば ちょちょいのチョイだったのですが、サンダー作業が応えました（笑） 感想としては 想像してたより難しい しかし作ってみれば簡単！！ ん〜このニュアンス・・・・これは 夏休みの宿題にピッタリではないでしょうか？ うーん ピッタリだわ。 真夏の時期に焼きいれ作業は苦痛だと思いますが かなりの高評価間違いなし！ みなさんも ご家庭で是非お試しください。 結果 結局 鉈を作るだけで ５時間もかかってしまいました。（笑） たいせつな休日に・・・・ しかしそれ以上の喜びがあります！ だって 自分で使いやすいように作った物なんだもんね！ 自作の魅力はここにあるなぁ〜って つくずく思います。 たとえ買うより値段が高くついても それらは大した問題ではないのです。 |
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