2005・05・19
DESTINY
スクーター



モトコンポ・シード
0日目


モトコンポとは
1981年10月29日 ホンダシティー搭載用トランクバイク『モトコンポ』を同時発売した。
モトコンポはシティー搭載用として開発されたもので 確か、当時シティーのオプションとしか入手出来なかった。
その後 4年間生産され 合計で53369台が市場に出回った。 (確か1号車はホンダのショールームにある)
当時の話では、予定生産台数は4万台。 後半の方では オプションではなく 単品でも買えたと言う話です。
当時の広告はこんな感じです↓
ホンダは世界で初めてクルマとバイクを同時開発。


これが、

こうなって、

こうなります。

ライヴに遊べる、小さな120センチバイク。
正確には、長さ118.5cm。50cc国産市販車で最も小さいトランクサイズで、軽々と持ち運びでき、ヨコにもできます。これぞCAR-SET IN。

あくまでコンポ。1、2、3、でスタンバイOK。
ハンドルを起こし、ミラーを合わせ、ステップを出す。そしてシートを上げ、ガソリンを入れれば、即スタート。初めての人でも簡単です。

こんなボディに、ギッシリつまった本格メカ。
パワーのある2.5馬力2サイクル、イージードライブの自動遠心クラッチやCDI点火方式など内容も充分。燃費だって70.0km/Lとグッドです。
※30km/h定地走行テスト値
CMカラーは黄色で 当時、白いモトコンポは珍しかった記憶があります。
追記:『バンシーデザイン』のジョニーによると 白は限定車として発売されていたそうです。

スペック
MOTOCOMPO
型式 AB12
全長×全幅×全高(m) 1.185×0.535×0.910
車両重量(kg) 45
乾燥重量(kg) 42
燃費(km/L) 70.0(30km/h定地走行テスト値)
登坂能力(tanθ) 0.19(約11度)
最小回転半径(m) 1.3
エンジン型式及び排気量(cm3) AB12E空冷2サイクル・49
最高出力(馬力/回転数) 2.5/5,000
始動方式 キック
点火方式 CDI
潤滑油容量(L) 1.0
燃料タンク容量(L) 2.2
変速機形式 自動遠心クラッチ
タイヤサイズ前/後 2.50-B-4PR/2.50-8-4PR


モトコンポの記憶
とにかく当時から 見かけないバイクでした。 もちろん乗った事もありません。
実際に見かけたのも 20回以下だと思います。
モトコンポが発売された当時は ヤマハパッソルの天下! ホンダでは2代目タクト近辺です。
それまでスクーターと言えば タウニーやロードパルといった またがりタイプが支流の時代。
タウニー ロードパル

両足をそろえて乗れる パッソルやタクトに人気が集まっていました。
パッソル タクト

 私が原チャリの免許を取った頃はヤマハから70キロオーバーのスクーター ジョグが発売され
タクトなどもタクティーやDJ1・クレージュタクトが次々と発売されていました。
タクティー クレージュタクト

そんな中、30キロしか出ないという噂の モトコンポなどは 目にも止まりませんでした。
しかも 古いイメージがあったのです。  ましてや買うなどと考えた事もありませんでした。
古いと言っても 私が原チャリの免許を取った当時はまだ新車で購入できたみたいです・・・
確か、モトコンポは定価で8万円だった記憶があります。(イブスマイルよりちょっと高かった記憶からです)


モトコンポの改造
1985年当時(本田美奈子デビュー)モトコンポの改造と言えば やはり MBX125エンジンを載せたモトコンポ。
学生時代 峠に入り浸っていた私は 様々なバイクをみました。
パッソルにジョグエンジン? パッソーラにアクティブエンジン? そんな日常的なものではなく
タクトにホークUのエンジンやイブスマイルにDT250のエンジン。
そして モトコンポにMBX125のエンジンといった 桁違いの改造の事です。
モトコンポの改造を見たのは 後にも先にも あれが最後でした。
近年では DIOやカレンのエンジンを載せる桁が同じ改造が流行っているようですが 
今回のレストア『モトコンポSEED』では一切手を加えません もちろん改造もしません。 
理由はおじいちゃんになっても乗っていたいかです。(その頃には動かないわ)
早くしたいなら シルバーウイングでもフォルツァでも 好きなエンジン乗せればいいだけですもね(笑)


モトコンポとの再開
1997年、とある喫茶店の駐車場に黄色いモトコンポを見かけました。
お〜これはモトコンポではないか!! おなつかしゅうございます。(笑)
それから 数週間の間 モトコンポへの思いは高まっていったのです。
そうだ! 俺もモトコンポに乗ろっと! あちこち探して見たのですが 全くないのです。
古い友人やインターネット、当時シティーに乗っていたと思われる 世代の方などにもいろいろ聞きまわったのですが
手がかりなし!  そこで あの喫茶店に行って 譲っていただけないか聞いてみました。
すると オーナーは 正にシティーに乗っていてモトコンポを購入した方でした。 (通称=正規のモトコンポ)
その後、仲良くなっていろいろ話をしているうちに モトコンポにプレミアが付いている話を聞いたのです。
私的には ちょっと笑っちゃう話でしたが 市場ではそうでもないようです。
どうも 当時モトコンポがほしくて変えなかった 大人たちが生活にゆとりが出てきて購入しているそうです。
世代的には30代後半から40代前半の人たちだそうです。
オーナーの話では 今モトコンポを持ってる人は絶対に手放さないね。 探すなら東北方面だね!と言いました。
理由は雪国では バイクに乗れる季節が限られます。 しかも保管状況がいいのが特徴だそうです。
こまったなぁ〜 ま〜 じっくり探すさ!


モトコンポ入手
ついに念願のモトコンポを格安で譲り受けました。 しかも程度は上!
入手経路については改めてご紹介いたします。マシンの状態なども 追々アップしていきます。
そこで 完全レストアする念願のモトコンポをHPで 余すところなくお伝えいたします。
題しまして『モトコンポSEED』

このDESTINYなモトコンポのレストアを 丹精こめてやります! 
『レッツなスクーター』以上の気持ちで参りますのでお楽しみに。


レストア作業
前回の『レッツなスクーター』では 結局15日間 毎日整備&更新してしまいました。
今回の『MOTOCOMPO SEED』は 前回のようには行きません。
なぜなら じっくりやりたいと思っているからです。
マシンの状態は本州現存のわりには綺麗! しかし やはり20年前のバイク・・・ 当然といえば当然ですね。
ちょっと変かもしれませんが どのくらい壊れてるのか 今から楽しみで仕方がありません(笑)


それは誤解です
モトコンポシード 『どっかで 見たことあるタイトルだなぁ〜』と思われた方 それは 気のせいです。
これは完全オリジナルなのです。 ましてや第2弾で『モトコンポ08MS小隊』 第3弾で『逆襲のモトコンポ』
『モトコンポF90』や『∀モトコンポ』などは まったく考えていないので誤解のないようにお願いいたします。
※誤解ナニ〃ッτ! これはォリシ〃ナ儿た〃から 投書`⊂ヵゝUナょ<τレヽレヽヵゝらね★



『 モトコンポSEED 』・レストアの全記録

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