2005・09・03
DESTINY
スクーター



モトコンポ・シード
タイヤ交換

きっかけはこれ!
『ねずみ君』の製作で 車からの積み下ろしの時間が一気に短縮出来たモトコンポSEEDですが
それゆえに 問題が起こりつつあります。

上の画像は 通常積み込んである状態です。 問題はここに有ります!
モトコンポSEEDは この状態で ちょうど人間の目線の高さに来ます。
モトコンポSEEDは常設車載バイクなので 遠征や観光の時にも 当然この状態です。
古いバイクなので 知ってる人も少ないと思われがちですが なかなかどうして 想像以上に声を掛けられます。
時には知らない人と 知らない場所で モトコンポの思い出で 小一時間話をしたことも有りました(笑)。
 そこで 問題視されるのがタイヤ! やはりタイヤの劣化が目立つのです。
レストアの時にタイヤ交換も考えましたが せっかく軽いタイヤなのに
タイヤ交換により わざわざ重くするのはナンセンスと思ってい そのまま使用していました。
しかし、現在のモトコンポの位置づけを考えれば タイヤ交換を避けて通れないのではないかと思いました。



そこで 現在でも生産されている IRC製の通称『足跡タイヤ』を購入しました
なっつかしい〜 このパターン!
※1本=2500センズ(鋼錬通過)


そうです これはホンダから発売されていた
50ccスクーター『ZOOK』【ずーく】の純正タイヤでした。

もちろん今でも ちゃんと生産されています。
現在では お年寄り向けの電動3輪車などに
純正タイヤとして 利用されているのです。
そのため、普通に流通しているタイヤなのです。

ZOOK MOTOCOMPO
タイヤサイズ 70/100−8 2.50−8
まずは味付け

早速取り付け!その前にまずは味付け! と言うより下準備。
総長は『タイヤのプチプチはカットする派』なのです。
もちろん このまま乗ってもなんの問題もありません。
しかし ZOOKのタイヤはモトコンポの純正タイヤに比べ
ワンサイズ大きくなります。  2.50 → 2.75
経験上、タイヤ径をアップすると プチプチが
フロントフェンダーやフロントフォークなどにあたり
走行中にプチプチ五月蝿いのでカットしてしまうのです。

プチプチカット

これが カット前とカット後の画像です。   ん〜綺麗!
ちなみにニッパーは『片刃タイプ』をお勧めします。
両刃タイプだと 根元まで綺麗に切れないので
仕上がりの見栄えがとても悪いです。 



決まった! セッティング出たわ!

実は これ切るのも結構楽しいのよねぇ〜(笑)


フロントタイヤ交換

作業画像を撮る間もなく あっという間に作業完了!(笑)
チューブタイプなので とても簡単なのです。

コツさえ掴めば 工具無しでもタイヤ交換が出来ますので
皆さんも是非アタックしてみてくださいね。
フロントフェンダーの隙間

組み付け後、フロントフェンダーとの隙間をチェックしてみました
なんてことはありません! ガバガバだわ!
総長の感だと 3.00−8も大丈夫だと思われます。
だって こんなに隙間が開いてるんだもん。
リヤタイヤの検証

リヤタイヤは車種によって マフラーなどを分解しなくても
タイヤ交換が出来る物があります。

そこで モトコンポが それらに当てはまるのか
じっくり検証しました。
リヤタイヤの交換

検証の結果、『裏ワザ』で 作業が出来る事がわかりました。
マフラーなどを外さなくてもタイヤ交換が出来る方法です。
タイヤ外し

まず、タイヤが付いているうちにリヤブレーキをかけながら
ホイルナットを緩めておきます。
バルブを外し空気を抜き作業をしやすくします
次に、タイヤを外します。

タイヤの中には チューブが入っているので
リム落としする際は注意しましょう。
組み込み

ホイルだけになったモトコンポから ナットを緩めホイルを外します。
(タイヤが付いている状態だと マフラーが邪魔で取り外ししにくいためです)
ホイルにタイヤを組み込んでからエアーを入れて完成。

次にマフラーを避けるようにして タイヤの付いたホイルを
斜めに入れて組み付けます。
左の画像のように 5ミリほどネジ山が確認できたら
ナットをかけて 呼び込んでいきます。
締め込み

締め込みは リヤブレーキをかけながら
車体に体重をかけて 締めこむと適正な締め込みが出来ます。

リヤタイヤ完成

これが 交換前と交換後の画像です。
外径で10ミリほど大きくなりました。

個人的意見では 『見た目が かっちょ悪い!』
走りの方に期待したいと思います。


モトコンポSEED タイヤ交換終了!
タイヤ交換タイム=20分ちょっとでした。(早やっ!)



重くなった物
サイズアップで重くなったのはタイヤだけではありません。
車からの積み下ろしに要する 持ち運びにも 気が重いです。  重いもの同士だね(笑) ってバカ〜ん!
軽量設計とは言え 車重≒40kg/fのモトコンポSEEDは 総長にはちょっと重いです・・・・・


グリップ力
ZOOKタイヤがどのくらいの グリップレベルなのか 一切情報がありません。
なぜなら 発売当時から乗っている 知り合いもいなかったからです。
8インチマシンと言えば その頃は フロント8インチチャンプやDJ1(ZOOKのころは10インチになってたかな?)
だったので お遊び『足跡タイヤ』など 見たこともありませんでした。 (3輪JOYに入ってるのを見た記憶が・・・)
でも考えてみたら モトコンポではグリップを気にするようなバイクでは ありませんでした(笑)


空気圧
グリップ同様に情報が無かったのが空気圧です。  どのくらい抜けばいいのか 件等もつきません。
そこで 『感』が物を言います。  フロント2.05kg/f  リヤ2.20kg/fにしました。
もちろん なんの各章もないので ホントの感です。(笑)
実際に走ってみても 違いが分からないとおもうけど・・・・


外観
タイヤを交換したら モトコンポの印象がガラッと変わったように感じます。
タイヤ変更で こうも変わるものかと思いました
交換した直後は 『うへぇ〜 かっちょわりぃ〜!』などと 思っていましたが
5分も見てると これはこれでありかな?と 思えるようになりました(笑)。


速度表示
タイヤ径が変わってしまったので 今後は速度表示も違う数値が表示されます。
軽く計算してみた結果、メーター数値の約1.1倍の速度が出てると思えばいい事が分かりました。
すなわち 逆算すると下記のようになります
速度制限30km道路ではメーター読みで27.27km/h
速度制限40km道路ではメーター読みで36.36km/h
速度制限50km道路ではメーター読みで45.45km/h って そんなにスピード出ないんだった(笑)


最高速度
外径が1.1倍になったからといって 速度も1.1倍にはなりません。
しかしながら 大まかな計算は可能です。 そこで大雑把に算出した結果
現在の最高速度42km/hから 時速にしてプラス約3km/hほど 速度があがることが予想できました。
そこで最高速テストをしました。 計算上とは言え 体感してみたくなったのです。(絶対に分からないと思うけど・・・)
計測結果はご覧の通り! 

メーター読みで時速43km/hは出ています! はぁジメテぇだぁ〜(ゆう風)
びびった〜! 以前、プチツーリングから帰ってきた後にキャブレターのセットを変更したのもありますが
ほぼ計算結果に近い値が出ました。 うれしぃ〜!!
 しかし 驚くのはまだ早いのです! そうです、メーター自体も異なった表示なので
これを ノーマルタイヤの時の純正スピードに換算してみると 
なんと時速47.3km/h!!をマーク! 事実上、時速5.3km/hアップした事になります。
タイヤ交換により、目的であった ノーマルのモトコンポではなくなってしまいましたが 
時速47km/h出れば 環8だって、第三京浜だって へっちゃらですね! (冗談です)


バッテリー交換
7.2Vバッテリーにしてから約2ヶ月、実際に使用しているのは極々短い時間ですが
2400mA/hのバッテリーがどの程度 電気容量が使用されているのか放電して確認してみました。
すると 残量は約2300mA/h!! ってほとんど使ってないじゃん(笑)
なんじゃこりゃ? 2400mA/hなんて必要なかったんだわ!(笑) 
もったいないから 2400はWRC用に廻す事にして 超使い古しの1700mA/hに交換しました。
使い古しって言っても1700SPよ?!(プチ自慢)
これで どれくらいまで使えるか バッテリーがドロップするまで 使い切ってみたいと思います。


第2回モトコンポSEEDプチツーリング
第1回モトコンポSEEDプチツーリングのレポートは 予想以上に大好評です(笑)。
そこで 味をしめたと言うわけではありませんが 第2回のプチツーリングを予定しています。
場所は”五箇山”!  誰だ!今、それは無理だな!って 言ったやつぁ〜!! >やっこうぇた前だな
はい無理です。  ぎゃふん
誰か一緒にプチツーリングでも行ってくれればなぁ〜 (ノロイけど)
みんなマシンが速いから無理かな〜?   あ!一人スピードに無関係のマシンの男がいたわ!(笑)
それか のんびりモトコンポSEEDに付き合ってもらうかだなぁ〜

次回、富山県氷見市の十二町潟オニバス(万葉ライン経由)への プチツーリングお楽しみに。





ZOOKタイヤ装着後のモトコンポSEED



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