2005・09・17
DESTINY
スクーター



モトコンポ・シード
ねずみ君 Version2.0の製作


絶好調のモトコンポSEED



ねずみ君 Version2.0
さて、『ねずみ君』の製作から 早2ヶ月。  Version1.0の詳細はこちら
しっかりと 構想を立てたので完璧な仕上がり&完璧な固定方法で大満足だったのですが
利便性という観点から 1つ問題が生じ始めました。
その問題とは、『車の定員が2人までしか乗れない』と言うこと。
もっとも 誰が乗るわけでもない総長の車・・・・ このままでも問題ないけおdねぇ〜
しかし、そう思い始めると 歯止めが利かないのが 総長の長所!(短所とも言います)
現在の固定方法など 全てがいやでいやで仕方がなくなってくるのです(笑)
そうなのだ! しかも 車に乗り込まなきゃ 車載出来ないなんて
時代遅れの鎌田線だわ! 古漬け ぬか漬けだわ! (内輪ネタですみません)
本来の設計にもあった、座席はそのままのシティーのような方法が 望ましいのだ!
 現在の車載方法では ダメだ! もっと考えをジャンプさせるんだ!


アイディアは突然
チャンスとアイディアは突然やってきます。
そんなある日、学校の帰りに踏み切りで電車待ちをしている時、
横にあったセルフ式の給油場の給油機を見てて はっと!ひらめきました。   ん〜〜〜〜〜 これだ!
と言うことで 早速、『 ねずみ君 のVersion2.0 』を検討したのです。
相手が車なので 図面は必要不可欠です。(車の改造した人ならわかるよね?)
そして、全てを考慮に入れた Version2.0の製作に取り掛かったのです。
それでは ごゆっくりお楽しみください。



現状視察

左上の画像は現在、モトコンポSEEDを積んでいる時の状態です
見ての通り 定員は2人! 運転席と助手席だけです。
リヤのスペースはフラットにして モトコンポを積んでいました

左下の画像は『ねずみ君』を使って固定している金具です。
もともと、シートを固定するためのフックなので
シャーシに直接固定出切る方法にしていました。

ねずみ君 Version2.0の製作


ベースの製作

総長は車をいろいろな使い方をしているので
後部部分には合板(木)を しいています。
重量40kg/fのモトコンポSEEDを動かないように
固定しておくには 木では 耐久力が無いと思いました。

そこで 様々な観点から 検討した結果。
左の画像のような ベースを作り
その上に バイクを固定する方法を採用しました。

作り方は簡単!
6oの鉄板にφ14のキリ穴をあけて
裏側にナットを付けただけ!
このままだと ナットが邪魔で木に固定出来ないので
ベースを固定するための木ネジ用の穴を開けたアングルを
付けて完成です。
ガイド部品の製作

画像のように6oと9oのFBをカットして準備完了。

9oのFBにはR7×30の長穴加工をして
微調整出切るようにしました。(画像左の穴の開いた物)

押さえ駒には 焼き入れをして耐久性を持たせました。
(右上の小さい物)

ガイドA部品

角度は実際にモトコンポにセットしてから現合で溶接します。

その後に その角度に合わせてリブを加工して
”ソリ”に気お付けながら付ければ組立は終了。

おなじみの”ねずみ色”の塗装をして完成

最後にセンタースタンド受け面に
両端から5oの隙間をあけて 厚み1oのラバーを張って完成。
接着には もちろんG17ボンドを使用しました。

ガイドB部品

こちらも 角度は実際にモトコンポにセットしてから
現合で溶接します。

その後に その角度に合わせてリブを加工して
”ソリ”に気お付けながら 溶接します。

続いて 焼入れした”押さえ駒”を 溶接します。

ねずみ色の塗装をして完成

こちらも センタースタンド受け面に
両端から5oの隙間をあけて 厚み1oのラバーを張って完成。


ねずみ君 Version2.0 完成

なんか 軌道関連で使用する部品に見えるのは総長だけでしょうか?



ねずみ君 Version2.0取扱説明


バイクをバックさせてベースに乗せます。

画像のように センタースタンドを”押さえA”の角に当てます。
その状態のまま いつものようにスタンドをかけます。
”押さえB”を センタースタンドにあてて
M12のボルトを仮止めします。


最後に 調整しながら適度に締めこめば完成です。

こうやって見ると どっかの鉄工所で作ってもらったみたいね(笑)

仕上がり具合

縦方向はもちろん 横方向や浮き上がりにも対応した
完璧な仕上がりです。
ここがポイント

締め込み量を1o取っておいたので完璧!
長い間使っていても安心設計なのです。
(磨耗に対応するために 焼きいれを施しました)
仮セット

モトコンポSEEDを乗せるとこんな感じです
イメージセット

設置予定場所に 仮置きして 
実際にモトコンポを乗せてみましょう。


セッティングでた! 怖いくらいうまくいきました。
決勝はこのまま走ろっと!
(総長、心の中のイメージより)


モトコンポSEED
車載用アイテム『ねずみ君 Version2.0』 完成




すっばらしい
久しぶりのヒット作品と言った感じです! 見栄えもいいし、しかもベストマッチング!
感動で涙が出そうなくらいだわ!  本当に涙が出そうな話はこちら
なにより 積み込み積み下ろしが 比べ物にならないくらい時間短縮できました。
これで さらに気軽にモトコンポSEEDを活用できます。


テスト走行
ねずみ君Version1.0の時と同様に 早速、モトコンポSEEDを乗せて走行テストに行ってきました
結果は大満足! 以前は時よりゴムの軋むような音がしていたのですが
今回のねずみ君 Version2.0は 完璧! 無音です!
そこで 急発進・ハンドル・急ブレーキを何度かテストしてみた結果 問題なし!
走行後にチェックした結果も問題なしでした。 
もちろん 走行テストと言っても 2000ccのOHCエンジンなので たかが知れてますけどね(笑)


消耗部品追加
ねずみ君Version2.0の素晴らしさは分かったのですが 新たに不安が生まれました。
現在の方法だと 走行中は センタースタンドのシャフト近辺に応力が集中してしまうのです。
これは 大きな問題ではないでしょうか?  いやいや! たいした問題ではありません!
そうです! シャフトは消耗品と考えれば 問題は解決します。

これだけの 利便性を極めたアイディアなのですから それくらいのリスクはつき物なのです。
と言うことで 消耗品リストにセンタースタンドのシャフトが加わりました。


あっという間でもない
ねずみ君Version2.0。 前回同様に あっという間に完成してしまいましたが(製作時間)
今回は構想にかなりの時間を費やしました。
理由は車です。 車への加工は経験上、慎重な計画が必要だからです。
さらに 総長はムダな作業をしたくないので 綿密に構想を立て熟慮してから 一発で完成させます。
時間はかかったものの おかげで満足のいくものが出来上がり とても嬉しいです。




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