2005・08・02
ダウンヒル
スクーター


イニシャルJOG-ZR
2日目

分解清掃開始!
今回のJOG-ZRは 分解しながら清掃していくのが特徴です。
なぜなら 年式も比較的新しいので 清掃が楽ではないかと予想したからです。
また いじりなれたスクーター種なので それらを考慮に入れて決定いたしました。
では 早速、行ってみよ〜!!


フレームの分解清掃

フレームは塗装の剥がれなどがないので
曲がりなどは 無いと判断しました。
細部にいたるまで とても綺麗で助かりました。

オイル汚れはシンナーでふき取り後、
樹脂部分には アーマーオールを主成分に
総長のブレンド保湿剤を塗って完成!
破断

これは エンジンハンガーについているスプリングです。
近年のJOGはスプリング1個なんですね。知りませんでした。

破断面を見てみると 疲労によるものではなさそうです。
衝撃によるものか、あるいは故意に応力が加わった
ような 痕跡が見受けられました。

これは 交換ですね。 
ついでに ブッシュも交換したいと思います。
磨耗

なんと! パッドが無い!! マジで? 分解中断!
ディスクローターが心配になり 調べてみました。
ふ〜 ぎりぎりセーフだったようです。
パッドを分解してみてみたら タッチラインが
出始めていました。

ホント寸前だったのね・・・・
            総長ラッキーでした!
キャリパー

ブレンボのキャリパーは 真っ黒っす!(笑)

念のため オーバーホールしました。
ポッド部分なども腐食も無く実に綺麗でした。
インテーク・マニーホールド

いや〜 久しぶりのJOGですが ずいぶんレイアウトが
変更されてるな〜って 感じました。
特に感じたのが このインテークマニーホールドです。
この角度といい 傾きといい それらしい形状に
親しみさえ感じます。
分解

念のためエンジンも開くことにしました。
その理由は このオイル! なぜここまでオイルが
回っているのかが不思議だったからです。
”感”とでも言いましょうか、経験とでもいいましょうか?
とにかく 何か変です!
早速 分解開始!
シリンダーヘッドカバー

ふむふむ 3000キロっぽいカーボン量です。
しかし ちょっとカーボンが付きすぎですね。
市販車なので 甘めにセットしてあるのかな?
ピストンヘッド

お〜 やっぱりカーボンが多いです。
もちろん 動かなくなるほどじゃないですが
3000キロのつき方じゃないです。
エギゾースト

ありゃ! なんじゃこの形状は??(笑)
これでノーマルなの??

ん〜天下のヤマハエンジニアが採用した形状なので
なにか 意味があるものだと思われます。
オイル

ありゃま! クランク室にエンジンオイルが満タン!(笑)
どういうこっちゃ?(笑)
どちらにしても 分解して正解でした。

こんな状況どっかで見たことが・・・・・
    詳しくはこちら
ピストン

うわ! 原チャリなのに スカートにインテークホールが
付いているではあるではありませんか!! 
さすが ヤマハの最高峰スクーター!!

スカートが暴れてる形跡も無いし ちょっと感動!!
改めて 好きになったよ! ちゅ! (おえぇ〜)

ゆうもひるえもんの事 好きだってさ! (2度おえ〜)
分解完了

ピストンも外し清掃準備完了!
しかし オイリーな エンジンだな〜(笑)

オイル漏れでも してたのかな?
センタースタンド

以前、センタースタンドを掛けた状態で
マシンが傾いていましたが 原因はこれでした!
センタースタンド自体が磨耗により、長穴になっていました
また、固定用のシャフトも磨耗で へこんでいました。

総長はセンタースタンド付けない派なので
いずれサイドスタンドにする予定です。
したがって 修理などもしません。
ブレーキシュー

リヤタイヤを外して ブレーキシューが見えてきました。
ん〜 そこそこ磨耗しています。
しかし 交換はしなくても大丈夫範囲。
清掃してOK!

キャブレター

さー心配のキャブレターです
ガソリンタンクに水が入っていたので マジで心配でした。
しかし キャブレターの中身は新品同様!
実に綺麗でした。

しかし ジェットを分解してみると 水で腐食した形跡があり
エンジンにも水が回っていたことがわかります。

綺麗に清掃して あっという間に完成!
エンジンカバー

油ギッシュだった エンジンカバーも綺麗になりました。
久しぶりに 荒い応えのある部品でした。(笑)

ラバーのカバーも綺麗になって準備完了!


爽やかな汚れ
理解しにくい言葉ですが 私敵には 綺麗な汚れ方といった印象です。
エンジンブロックの汚れなどが ものすごく酷い汚れに感じたのも それらの事が原因だと思います。
また、キャブレターが綺麗だったのがうれしかったです。
ガソリンタンクに水が入っていたので いやな予感がしていましたが 何事も無くてよかったです。


プラグの緩み
実は分解中 大変な発見をしました。  なんとプラグが緩んでいたのです。
手で回せるくらい 緩んでいました。  プラグキャップで周り止めしていたと言う感じです。
これは 大きなパワーダウンです! ちなみにレッツも緩んでいました。
工場出荷状態ってまさか 緩めなのかな?  
これは工場の作業手順書の見直しをしたほうがいいかも知れませんね〜


センタースタンド
センタースタンドの磨耗による長穴には びっくりしました。
明らかに設計ミスではないかと 思われました。 シャフトに関しても センタースタンドが直接シャフトに
応力がかかってしまう構造だったので なるべくしてなったと 感じています。


磨耗部品
走行距離は3000キロ、リヤタイヤは1度交換しています。
フロントブレーキのパッドの磨耗具合などからも それらを考慮にいれると
前オーナーは かなりのヘビーウエイトだったと予想が出来ます。
確信を得たのは シートのインナーの状況でした。
太モモ部分が大きく磨り減っていたのがその証拠と言えます。
ショックのブッシュの状況などからも それらは間違いが無いと思われます。


部品注文
今日は『バンシーデザイン』に 部品の注文をしました。
消耗品や欠品部品をまとめて 注文しました。


今後の予定
次回は洗い油&磨き祭り! キャリパーとエンジンを洗って磨きたいと思います。
おそらく 長〜い作業になると思いますので 心していきたいと思います。



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