2005・09・12
DESTINY
スクーター



モトコンポ・シード
フロント部分のリペア


心残り
下の2枚の画像は『モトコンポSEED・7日目』の画像です。
完全レストアのモトコンポSEEDでしたが、
ご覧の通り、実は『フロントフォーク』『ブレーキハウジング』は手付かずでした。
もっとも、検証した段階では レストアする必要がないくらい綺麗だったので
対象外にしていたのですが新品同様にレストアした各部品を組み立てたモトコンポSEEDを見ると
そのアンバランス差は一目瞭然だったのです。 これは困った・・・・しかもPOR15はもう有りません。
問題は私の中でのポリシーだけ! 見た目にはさほど気にならない場所です。
我慢!我慢!と 自分に言い聞かせていました。
詳しいPOR15の取扱いは『モトコンポSEED・29日目』で!


天の助けか?神の到来か?
総長の数ある座右の銘の中に『チャンスは2度来る!』と言う言葉があるのですが
今回、正にそれがやってきました!
フロント部分のノンレストアが我慢のファイナルラップに入ったちょうどその頃、
2度目のチャンスがやってきたのです!
なんと、竹ちゃんJOGスポーツ90の荷台をPOR15処理すると言うのです!  やっりー!!
早速、竹ちゃんにお願いして 処理現場に混ぜてもらいました。(前日) おっほっほっほっほ〜

イメージ図↓

(ちなみに 総長お気に入りの”おっさんですか?シャアですか?”の後のです)
詳しくはこちら



早速、分解して 『フロントフォーク』『ブレーキハウジング』のサビ取りをして
翌日、近所にある竹ちゃん家まで行きました。

サビ取りの画像が無いのは 急な話を持ちかけた竹ちゃんのせいです



POR15の紹介と注意点


POR15

POR15は 造船所の継ぎ手や海上プラントはもちろん
自動車レースなどのスポット溶接跡などにも
使用するとサビが出ずに吸着させられる塗料です。
その筋では とても有名なサビ止め剤です。
ハケムラが出来にくく、誰にでも簡単に塗れるのが特徴です。

もちろん ガソリンタンクやフレーム塗装にも
おすすめと聞いて いまだに利用し続けています。
必需品1 《 手袋 》

POR15を使うときは 手袋は是非お使いください!!
この塗料 何で出来ているのかわかりませんが
手に付くと 取れません

参考:シンナー・アセトン・トルエン・灯油・工業用石鹸
    どれを使っても取れませんので 
    万が一、手に付いたときは
    軽石しか塗料を落とす方法がありません
使い捨て2 《 筆 》

筆は使い捨てにするのが お勧めです。
POR15専用の薄め液もありますが
よ〜く洗っても かなりの確立で固まってしまいます。
ですので ダイソーなどの安い筆を使い。
気持ちよく作業をしましょう。
必需品3 《 ゴーグル 》

POR15は成分が合成樹脂なので 目に入るとヤバイです。
必ずゴーグルを着用することをお勧めします。

参考:缶を開けるときも 塗料が跳ねる恐れがあるので
    作業開始前から着用しましょう。
必需品4 《 防毒マスク 》

POR15は有機溶剤です。
必ず防毒マスク(S1)を着用しましょう。

参考:詰め替え式のタイプだとリーズナブルなのでお勧めです。

塗装完了

フロントフォーク完了

丸物の筆塗りは やっぱり難しかったです。(笑)
スプリングピンを抜かなかったので そのまま塗装しました。
ブレーキハウジング完了

材質はアルミの鋳造。 仕上がりも綺麗で大満足です。

組立作業

ブレーキハウジング

まずはブレーキハウジングの清掃です。
つい最近、分解清掃したばかりなので とても綺麗でした。
しかし 清掃は何度でもしてもOK!
グリスを抜いてから 画像のように新しいグリスを詰めます。
プラッチック・ギャー

プラッチックで出来たギャーも清掃します。
組み付け

新しいグリスを注した ブレーキハウジングに
プラッチックギャーを挿入します。

注意:ギャー部はウォームギャーなので
    確実にはめこみましょう。
フロントフォークの組付け

次にフロントフォークを組み付けます。
こちらも グリスを除去してから 新しいグリスを注します。
止め輪で止めて完成です。

※フロントフォークの詳しい組立方法はこちら
ブレーキ・カムの組立

ブレーキカムは向きがあるので注意しましょう。
画像のように ポンチ側がシャフト穴に向くように
組み付けます。

もちろん、グリスアップを忘れずに!
ブレーキ・シューの組立

次に ブレーキシューを取り付けます。
この時点では シューに気を使う必要はありません。
どんどん、オイリーにしちゃいましょう。

※ブレーキASSYの詳しい組立方法はこちら
カムレバーの組立

カムレバーをブレーキカムのポンチにあわせて
仮組みしておきます。
この時、ボルトも差し込んでおくと 抜けど目になります。
ブレーキの組立

組み付ける直前に シューを脱脂します。
もちろん ホイル側も脱脂しましょう。
締め付け

仮締めして 支障がないようだったら 本締めします。
スピードメーターなどが機能しているか 確認しましょう。
最終調整

間違ってはいけないのが ブレーキワイヤーをつける前に 
フロントフェンダーを取り付けます。
ワイヤーに負荷のかからない 取り回しをすれば完成です。


最後の仕上げに 実走行をして 最終的なブレーキ調整をすれば完成です。

うひょ〜 超綺麗〜!!



♪こぉ〜れぇって 感全体〜? (もすかう風)
”わだかまり”と言っても過言ではなかった フロント部分のノンレストアも終わり
感全体とも言える モトコンポSEEDが新たに誕生しました。
一時はもったいなくて乗れない次期もありましたが 今では車載バイクとしてフル活用しています。
『車載にバイク』って 想像してるより すっげぇ〜便利なものですよ。
タイヤはノーマルではありませんが これでノーマルモトコンポが満足の行くレストアが終了しました。
※総長の満足って大変なのね〜(笑)


ひっさいぶりのモトコンポSEED
久しぶりにモトコンポSEEDをいじって 懐かしささえ感じました。
そりゃ〜そーでしょ〜! だって47日間も しかも毎日いじってたんだもんね〜(笑)
今回はフロント部分の分解だけでしたが さすが総長が一生懸命やったレストア作業だけあって
完璧な組立にホレボレしちゃいました。 
また、各部のレストア具合などを改めてみましたが マジで問題なし! 
さらに 自分の作業にホレボレしちゃいました。(笑)


次はお前か?
これは数ヶ月前に、総長の幼なじみにもらった 4サイクル発電機です。(スペック詳細はいづれまたご紹介します)

早速、海に! バーベキューに! と 様々なイベントで休ませる暇もなく活用している発電機ですが
問題が一つあります。 どうも、手を加えていない内燃機関物は 愛着がわきません。
ただの道具としか見れないのです! (本来はその扱いでOK!)
そこで! 行ってみるか?発電機のレストア?(笑)
色なんか塗り替えちゃったりして レーシーにしちゃおうかな?
あ! そうなると名前をつけなきゃいけないなぁ〜  
4ストと言えば TEAMバイクバカ3兄弟の『みぷー』『ひでちゃん』『うぇた前』だなぁ〜
3人のイニシャルを取って・・・・・  みで前? うぇぷちゃん? いかん!いかん!(笑)
 そのうち、暇を作ってレーシング発電機のレストアを行いたいと思います。
それでは お楽しみに〜





フロント周り一身のモトコンポSEED



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